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2012/12/10

パスタ de 中華


 ちょっとベタなタイトルですが…。

 二ヶ月ほど前に、見つけたレシピブログがおもしろくて、鼻血が出そうになりながらも
一気に全読みしてしまいました。


 ここに出てくるキャラにもう夢中。むちゃくちゃおもしろいです。

 もちろんレシピにも。材料がちゃんとしていて、手間の掛け方も、私にもできそう!
という感じの掛け方。最近のなんでも手間かけずお手軽なのではないのです。
味の感じも(想像上)、ジャンクなものを避けようと自分でいろいろ作っていますが、
でもジャンクな味は好き。たまにすごーく食べたくなります。
このミットゥンさんのレシピは、きちんとした材料できちんと作って、
「あの味」ができそうな予感がするのですネ。
もちろんこちらで手に入らないものもあるけれど、アガベシロップとかきび糖とか
パクチーとかこっちにもある材料もたくさん使っている点も、また手に入れるのが
難しい食材にもオルタナティブが出ている点も私のつぼ。

 そしてここにあった、ひとつのレシピに釘付け。

 なんと、普通のパスタで中華麺を作るのです。

 ろくな中華麺が手に入らないエクアドル在住としては、かなり注目度高し!
早速チャレンジ!

 重曹を入れる段階で、待てよ…。エクアドルでは麻薬の生成に使われるとかで
2010年から、販売禁止になっているのです!重曹は、お料理にもお掃除にも洗濯にも
使い勝手がいいので、それを聞いたときには身もよじれるほど。
だから今ある分は、かな〜り貴重なもの。たま〜に、時代に忘れ去られたかのような
商店にホコリをかぶったようなものが発見できることがあり、そんなときは
買い占めをするのですが、けっこうなお値段なんです。

 でも食べてみたい。へんな中華麺はもういやだ。これでおいしい中華麺が
できんなら、へっ安っいもんだっ!

 ということで、やってみました。


↑重曹を入れるとぼこぼこぼこ〜と泡が。

↑ゆであがった麺。中華麺のニオイはする…。

 でもまた途中で気がついたのですが、エクアドルの山岳地方で麺をゆでるというのは
非常に難しいんですね。標高が高いので沸点が低いんです。
この辺のコメは食えたもんじゃねーと海岸地方はよく吐き捨てるように言いますが、
本当にメッコ飯が多い。私もおいしくごはんを炊きたくて、母に重い思いをさせて
日本の土鍋やKAMADOなどを入手しましたが、試しましたが、結論を言うと、無理。
標高が関係ないという圧力鍋が一番ごはんをおいしく炊けることが判明しました。
あるイタリア人の友達は、圧力鍋で、パスタをゆでるという。圧力がかかってから、
表示時間より一分短めというが、恐ろしくて試したことはありません。

 ちょっと話が飛びましたが、そもそも「表示時間通りゆで」てもちゃんと
ゆだんない環境で(アルデンテの逆にゆだるというかそんな感じ)、
「表示時間より2〜3分長くゆで」てしまったら果たしてどうなるのか?



 予感的中。カンスイっぽいニオイがあって、中華麺の感じは出たのですが、
のびちゃってる感じ。あと、1リットルにつき大さじ1杯をケチり、その半分くらいの
量で、やっちゃったからかも。無念。

 というわけで、雰囲気は出たのですが、味から言うと、まだまだ改善の余地あり。
なんとか、「あの味」にたどり着けますように!

 他にも作ってみたいレシピがたくさん。ブックマークに20個くらい
ストックしてありま〜す。




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