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2012/09/12

ムユの誕生日 Belated

 これまた3ヶ月も前のことですが、長女ムユは7歳になりました。

 ちょうどこの頃、ムユは、オタバロのうたの教室に通っていまして、エクアドルの
こどもの日(6月1日)の週の土曜日、すなわちムユの誕生日の6月3日にこどもの日
コンサートがあり、かり出されました。

↑エクアドルのサッカーチームのユニフォームを着て。

 子どもたちの歌の披露や、その他警察犬のショーや、交通安全の劇(?)などもあり、子どもらしいイベントでは、ありました。



 しかし、ダンスコンテストもあったりして、そのダンスが、「こども」とは思えない、
シャツを肩まで脱いで、肩を揺らし、腰を振るセクシーなダンスで、まったく
ラテンとは言え、正視できないものがありました。それでいてその賞品が
ボールだったりして、その辺が子どもらしくて不思議です。

 コンサートが終わった後、お誕生日だから、スペシャルと思って、
普段だったら、ぜーったいにやらせないであろう、商業主義的バルーン型(?)の
遊具でしばらく大騒ぎ。


↑ムユの嬉しそうな顔を見ると、ま、いっか…と思ってしまう。

 そしておうちでは、ムユリクエストのお寿司と
「くりーむたくさんかけたいちごのけーき」でお祝いしました。



↑これまたピンぼけなのですが、サチャの仕草がなんかかわいくて。

 ムユは日本だったら「小学校一年生」。ムユはこの時点で、すでにこちらで言う
2年生を終えようとしているところでした。でも、こちらでは、学校行く子もいれば
いない子もいるし、また一年休んだりする子もいます。学校が合わなくて、すぐ
変える子もたくさんいます(ちなみにムユは1年生のときにいた学校が経営難で潰れ、
他の学校にうつった)。また、海岸地方(4月始まり)と山岳地方(9月始まり)では
学年の始まりの時期が違います。入学式というものすらありません。だから
学年の感覚も曖昧なので、なんとなく、「いっちねんせーになったら〜」の
わくわく感がありません。でも、7歳になり、「ああ、日本だったら、小学一年生の
年なんだなぁ」と思うと、とても感慨深いです。
おめでとう、ムユ。本当に大きくなったね。

 後日談:
 残念ながらうたの教室は、行かなくなりました。というのも、どう考えても、
私が想像していたような、発声の練習とか、音程の取り方とかを
教えてくれる合唱教室ではなく、ほぼカラオケ教室なのです。
しかも発表会は、みんなすんごいドレス。昔のアメリカの小学校の
タレントショーと彷彿とさせるような、コムスメたちがドレスを着、
ハイヒールを履き、化粧をし、髪を盛り、得意げな顔をして、ポーズを取る。
コゾウたちが髪をなで付け、正装して、腰を振りながら歌謡曲をうたう教室に、
ムユを通わせる意味を見いだせず、ムユも大して興味もなさそうだったので、
行かなくなりました。あれは絶対子どもが勘違いしてしまうこと間違いなし。
なにかもっと淡々と一生楽しめるような、習い事ができればいいなと思うのですが。

↑だって、これですよ…。
一人一人が持ち歌を歌うときはほんとすごいんだから。

ちなみにムユの格好は先住民族の正装。



 


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